農園直売所の生きた旬の果物を買いに行こう

スーパーマーケットに並ぶ、日にちの経過した、見た目の美しいものだけを選りすぐった果物ではなく、少し足を延ばして郊外や山間部にある農家さんの直売所に行ってみませんか？旬な時期に、棚に並ぶ直前まで太陽の光をたっぷり浴びた自然の恵みを買えるのは、直売所が一番です。

まず、生産者さんの顔が見え、大事に育てられたのが分かるお店で買えます。また、大粒だったり、規格外や天候の被害を受けたものなどの安い自宅用のものを選ぶこともできます。そしてなにより、採れたての酵素たっぶり、生きた、とびきり美味しいものに出会えます。そんな一級品は直売所でしか手に入りません。

桃（品種　さくら）

山梨県で8月下旬から9月下旬頃までが収穫時期の、白桃の中でもシーズン最後に旬を迎える桃「さくら」。この桃は、遠くてもわざわざくだもの農園まで行って買うべき桃です。

ひとつが350g～450gと大きく、収穫したての固い実を薄めに切り、バリバリと食べるのがおすすめです。口に中に爽やかな香りと甘みが広がります。好みで、柔らかくなってから食べることもできます。

まだ生産量の少ない新しい品種で、どこでも手に入る桃ではありません。くだもの農園の直売所で買う「さくら」は、どこよりもみずみずしく、フレッシュな旬のおいしさを存分に味わうことができます。

シーズンの最後に行くと、桃狩りは終わっていて、直売所に売っているものが最後だったりしますが、桃狩りの時期に間に合うと、直売所近くの桃園で桃狩りをすることができます。

直売所で売られている桃も、箱を購入して、そこに入る桃を取ってくる桃狩りも、料金が一緒です。それなら収穫体験が出来て、最も鮮度のいい桃が手に入る桃狩りの方が断然おすすめです。桃狩りした桃は、持ち帰って冷蔵庫に保存しても、日持ちがします。

おすすめ桃農園

「さくら」を栽培しているくだもの農園は限られています。その中でも１玉が大きく、安定した品質の桃を良心的に販売している、山梨県甲州市の内田フルーツ農園をご紹介します。

桃狩りをするには、まず直売所で桃狩り用の箱を購入します。スタッフの人に桃園に連れて行ってもらって、箱に入るほど桃を摘み取ります。

箱がふくらむほどぱんぱんに上手に入れてくれたり、摘み取った桃にキズや虫食いがあると、きれいな桃と交換してくれて、キズものはサービスでプレゼントしてくれたり・・・スタッフさんはとても良心的でした。

ぶどう（品種　マイハート）

 

縦半分に切るとハート形になるマイハート。

シャインマスカットの交配種で、まだ生産農家の少ない希少種となります。
甘みと爽やかさと香りが最高のバランスで、きっと”今まで食べたことのないぶどう”です。

おすすめぶどう農園

「さくら」↑でご紹介した内田フルーツ農園で、マイハートも購入・ぶどう狩りもできます。直売所で購入できますが、こちらも桃と同様、ぶどう狩りをして、鮮度が最高なものを持って帰りましょう。

スタッフさんと直売所近くのぶどう園に移動して、好きな房を摘み取ります。固めがいいとか、熟したのがいいとか、おすすめの房を教えてもらえます。

 

梨（品種　かおり）

 

「新興」と「幸水」の交配種で、その名の通り、香りのいいみずみずしい、大きな品種です。

おすすめ梨園

時期や日によって、梨の在庫は変わります。目当ての品種がある場合は、事前に電話で確認を取ると確実です。

おすすめする梨園は、良心的な価格で、味がギュッと詰まっていてみずみずしい、美味しい梨を販売されています。梨を買うと、よくおまけで梨をいただいたりします。

いちご

いちご園で摘み取り体験したり、直売所で買ったいちごは、スーパーに売っているいちごと食べ比べるとまるで別物です。新鮮で香り高く、ジューシーで、いくつでも食べられます。

おすすめいちご園

季節によっていちごの品種のラインナップが変わります。おすすめはシーズンオフ間近の入園料が安い時期です。

県道30号線沿いに川津桜の並木が綺麗な白子温泉さくら祭りの時期に合わせて行くのがおすすめです。

ブルーベリー

大山山麓の雄大な自然の中で、ブルーベリーの摘み取り体験（食べ放題・時間無制限）を格安でできる農園をご紹介します。

ブルーベリーの旬は夏です。大山山麓にある農園は若干涼しいですが、それでも真夏は暑いので、暑さ、蚊除け、日よけ対策をしっかりして行きましょう。

ペット同伴可能です。（トイレのマナーはお守りください）
お弁当の持ち込みも可能です。（ゴミは持ち帰りましょう）