一朶香

一朶香し(いちだかんばし)

「渓梅一朶香し」の略。

春まだ浅い谷間の梅が一枝咲き始め、微かな芳香が漂い始めた。

2月初旬、まだ意識しないと目に留まらないほどの、たくさんの咲き始めの蕾を抱えた梅の木。

待ちわびていた春が、着実にやってきた証。


これから順に花をつける色とりどりの梅の木を期待して。

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